2014年8月4日月曜日

8月2日 阪田元内閣法制局長官が山口市で講演

講演をする阪田さん.JPG司会をする西嶋幹事長.JPG
 集団的自衛権問題に関する連続講演会第2弾を8月2日、阪田雅裕・元内閣法制局長官を講師に迎え山口市の労福協会館で開催しました。
 雷雨にもかかわらず、30~40歳代の若者を中心とした参加者約50名が熱心に耳を傾けました。
 講師の内閣法制局における長年の経験を踏まえた、憲法と法律の関係、とりわけ憲法第9条に対するこれまでの政府の考え方について、わかりやすい解説がありました。
 その中で、「今回の集団的自衛権の行使容認を閣議決定した行為は、60年以上に渡り日本の平和を維持してきた理念の根幹を揺るがすものだ」と、危惧の念の表明がありました。
 1時間30分という短い時間でしたが、法律の番人ともいえる立場からの話は胸に響くものがありました。
 次回は9月20日(土)午後2時から、シンフォニア岩国で、柳澤協二・元内閣官房副長官補による「安倍政権と集団的自衛権」の講演が行われます。